HOME 共創のストーリー STORY#2 株式会社サッポロドラッグストアー様

明確なビジョンと柔軟な開発が
築いた
パートナーシップ
株式会社サッポロドラッグストアー様

株式会社サッポロドラッグストアーは北海道内外にドラッグストアや調剤薬局など約200店舗を運営する地域医療対応型ドラッグストアチェーンであり、サツドラホールディングスの中核をなす企業。
アイテックがサポートさせていただいたリベート管理システム(2019年導入)、およびファイル共有サイト「BPシェア」(2021年導入)について伺いました。

株式会社サッポロドラッグストアー
経営管理室 ゼネラルマネジャー 松田雄大様
経営管理室 経営管理担当 リーダー 野田聖子様
株式会社アイテック
営業部 部長 山岸聡
運用部 部長 佐藤丈晴
※所属、役職等はインタビュー時のものです

「私たちの業務を理解しようとする姿勢が感じられた」
「難しい専門用語を使わず、分かりやすい」

「私たちの業務を理解しようと
する姿勢が感じられた」
「難しい専門用語を使わず、
分かりやすい」

アイテックのリベート管理システムについて、どのような経緯でお知りになりましたか?

松田様:ネットで「リベート管理システム」を検索してホームページを拝見しました。3社ほどこちらからご連絡させていただき、各社からご提案をいただきました。

アイテック 山岸:サッポロドラッグストアー様から「リベート管理の仕組み」ということで直接お問い合わせをいただき、すぐに社内で情報を共有して私と当時の開発部門の責任者である佐藤とで対応させていただきました。

お問い合わせに対するアイテックの理解度や対応はいかがでしたか?

松田様:他にもシステム会社さんとはやりとりがありますが、私たちの業務について背景まで掘り下げて聞いていただいたのは佐藤さんだけですね。
本当に「理解しようとしてくれているな」という姿勢が感じられたので、とても要求がしやすかったというか、話がしやすかったですね。

野田様:あとは、難しい専門用語や横文字をお使いにならないというか、こちらが理解できる言葉でお話をしていただいたので分かりやすかったですね。

アイテック 山岸:そこは長年の経験かもしれませんね。
アイテック自身が食品小売企業のグループに所属しており、外販事業も含めて量販小売業様向けに完全に特化したシステム開発を行っています。そのような中で、エンドユーザー部門の方々とのやり取りをする機会も多いので、「訳の分からない専門用で言われても…」という感じにならないような社風が自然にあるのだと思います。

「まずは何といっても使いやすそうな見た目」
「特殊なカスタマイズにも柔軟に対応」

「まずは何といっても
使いやすそうな見た目」
「特殊なカスタマイズにも
柔軟に対応」

リベート管理システムを導入するまでは、どのような課題があったのでしょうか?

松田様:リベート管理についてはExcelで管理をしていました。各バイヤーの商談ごとに企画が発生するのですが、企画が発生した時点でバイヤーが内容をまとめ、それを主担当である1名がExcelで集約していました。

野田様:企画を集約したExcelは私が管理していましたが、バイヤーが常に自由に確認できる環境ではなかったので、そういう意味では当時は閉鎖的な仕組みでしたね。
依頼があれば都度データを紙ベースで提供していたのですが、バイヤーが自分の企画を見返したり、進捗を管理するのが面倒だったと思います。

松田様:また、企画の件数が年間6千件といったレベルで多く、それに比例して管理者への負担が大きいという課題もあったので、企画入力の効率化と情報の共有化ができるシステムが必要だと判断しました。

3社からの提案を検討されたとのことですが、アイテックがご提案させていただいたシステムについての評価をお聞かせください。

野田様:まずは何といっても画面の見た目ですね。項目の配置やボタンのレイアウトがユーザー目線になっていて「これは使いやすそうだな」と思いました。

アイテック 山岸:ありがとうございます。店舗の発注端末システムEOBを筆頭にいわゆる「ユーザーフレンドリーな画面」というのは弊社の得意とするポイントの一つなんです。

松田様:「本当に使っているな」というか、実際に業務で活用されているシステムがベースになっているのを感じましたね。

アイテック 佐藤:弊社のグループ(原信/ナルス/フレッセイ)も含め、さまざまなお客様に使っていただく中でいろいろなご意見をいただき、それらを反映しているので、良いものをご提供できたのかなという自負はあります。

野田様:あとはカスタマイズの柔軟さですね。弊社のリベート管理はかなり特殊だったようで、各社にご相談した際に3社すべてから「既存のシステムにはない」と言われてしまったんです。
一般的なシステムを活用するにはハードルが高く、システムとExcelの併用という選択肢もあったのですが、それでは非効率なので、何とかシステム単体で運用したいと思っていました。

松田様:そういった状況下でアイテックさんからは、既存のシステムありきではなく、“弊社のやり方”ありきでのカスタマイズをご提案いただき、今回のリベートシステムだけで完結させることができました。

アイテック 山岸:我々はアクシアル リテイリングという母体があり、そこで築き上げたものがベースではあるのですが、お客様には各社各様の運用方法があるので、既存のパッケージをベースとしてカスタマイズする、というやり方については非常に前向きです。
ユーザーフレンドリーというのは見た目だけではなく機能においても重要で、お客様の業務にマッチしたシステムをご提供するというのは弊社の一番のポリシーです。

アイテック 佐藤:「システムを導入する」という感覚よりも、「お客様の業務をこういう風に改善できる」という結果を大切にしています。サッポロドラッグストアー様はやりたいことが具体的だったので、こちらとしてもご提案がしやすかったですね。
これは他の例ですが、例えば構築が比較的容易なシステムであっても、お客様自身がやりたいことがぼやけていたり、どうしたいか分からない場合は苦労します。逆に難しいと思われる開発であっても、ゴールがしっかりと見えていればSEサイドとしてはとてもやりやすいものなんです。

いわゆる「要件定義」が明確だったということですね?

アイテック 佐藤:その通りです。
ご相談を伺った時点で、すでに野田さんの中では「こうしたい」という“使うイメージ”をお持ちだったので、事前にいろいろな確認ができましたし、“お手伝いするイメージ”も具体的に持つことができました。
締め日の設定など難しい点もありましたが、当初からのご要望として挙がっていたので目指すべきゴールとして共有することができました。

実際にシステム導入後の効果はどうでしたか?

松田様:まず、複数人の管理担当者で同時に入力作業ができるようになったのは大きいですね。
現在は年間の企画数が9千件まで増えていますが、増員をせずに管理できています。同じ人数で1.5倍の処理ができているのは、完全にリベート管理システムのおかげですね。

野田様:また、社内のバイヤーすべてにIDとパスワードを配付して、それぞれの企画を確認できるようになったので、問い合わせの件数が劇的に減りました。

アイテック 山岸:期待した効果が狙い通り得られているということで、我々としてもうれしい限りです。

2019年のシステム導入後も大小のカスタマイズを行ってきましたが、2021年に導入したファイル共有サイト「BPシェア」により、システム開発は第2フェーズに突入しました。

「アイテックさんならフルスクラッチでも…という期待感」
「小さい業務にも真摯に取り組んでいただける」

「アイテックさんならフルスク
ラッチでも…という期待感」
「小さい業務にも
真摯に取り組んでいただける」

BPシェアの導入経緯について教えてください。

松田様:取引先様がファイルをアップロードできるシステムを探していたのですが、汎用のものを使ってもカスタマイズが必要になるので、パッケージ+カスタマイズでダブルコストになってしまうんですよね。
そういった費用感の部分と、アイテックさんならシステムをフルスクラッチ(ゼロからオリジナルを制作)してもらえるのではという期待感がありました。
どうせお金をかけるのであれば、パッケージ版に運用をすり寄せていくよりも、弊社の運用にマッチするものを作ってもらった方が社内の運用が進むという判断です。
リベート管理システムでのカスタマイズ実績があったので、アイテックさんに相談させていただきました。

アイテック 佐藤:フルスクラッチで作るプレッシャーもあったのですが、それよりもこのシステムはサッポロドラッグストアー様のお取引先の皆様に利用していただくものであり、デザインも含め対外的には「サツドラブランドのシステム」と認識されるという責任を感じました。

アイテック山岸:取引先様向けのシステム構築で、しかもゼロからの構築というのは、弊社にとってもチャレンジングなご依頼でしたが、お役に立ちたいという気持ちとともに、ぜひやらせていただきたいという気持ちも強かったですね。

松田様:フルスクラッチの構築はなかなかやってもらえませんからね。BPシェアもおかげさまで軌道に乗り始めました。

野田様:リベート管理システムとBPシェアは、それぞれ独立したシステムではなく、最終的には連携することを想定していましたので、現在は取引先様の協力のもと、BPシェアとリベート管理システムをつなぐテストを行っています。

アイテック山岸:企画の報告部分をBPシェア側からリベート管理システムに飛ばすというものですね。

今後はリベート管理システムとBPシェアの連携によってどんな効果を期待されますか?

松田様:まずはペーパーレス化ですね。これはリベート管理システムにも言えることですが。

アイテック佐藤:あとは取引先様の方で企画の入力ができるようになれば、管理者の入力業務が軽減されますね。最終的に目指すところはそこですよね。

野田様:そうですね。 取引先様が入力したものを自動的に企画として発生させる…という改善もアイテックさんだったら可能なのかなと。

アイテック佐藤:お任せください。

最後に、今後アイテックに期待することを教えてください。

松田様:今後はやはりAI技術の導入による業務改善でしょうか。例えばレポーティング業務などですね。
BIツールはすでに使っているのですが、今はまだ手間がかっているので、その辺りのサポートをAIに・・・ということを考え始めています。

山岸:弊社もやはりAIの進化・拡大というのは今後ますます重要になると考えています。
現在、グループ内での需要予測AIが軌道に乗り、他社様での稼働事例も増えています。そういった発注業務以外にも、あらゆるシーンでAIの活用は欠かせないと思います。新しい領域でも、ぜひお手伝いさせてください。

松田様:そうですね。
アイテックさんは基幹システムなど大きな領域だけではなく、小さな業務にもスコープを絞って真摯に取り組んでいただける所が本当にありがたいですね。細かくて面倒なご依頼かもしれませんが、今後も引き続きよろしくお願いいたします。

アイテック 山岸・佐藤:こちらこそよろしくお願いいたします。

株式会社サッポロドラッグストアー様

北海道内外にドラッグストアや調剤薬局など約200店舗を運営する地域医療対応型ドラッグストアチェーンであり、サツドラホールディングスの中核をなす企業。
2016年のホールディングス設立を機に「サツドラ」をストアブランドとして展開。ヘルス・ビューティ・ホーム・フードの4部門からなる380坪タイプの店舗を主力として、繁華街や駅ビルなどに立地する都市型店舗、郊外型店舗・調剤併設型店舗、インバウンド対応店舗など、多様化するニーズと地域特性に応じた店舗形態で、道内のあらゆるエリアをカバーしています。

写真左:松田雄大様 右:野田聖子様